(症例写真)バストグロウFを3セット その10

出産・授乳経験のある、30歳代後半のモニターさんです。バストグロウFを、3セット受けています。術前は、乳房の萎縮や皮膚の伸展については、大きなものがなく、下垂も軽度なものなのですが、所謂、張りを戻したいということと、乳房の上のほうのボリュームが欲しいということで、治療を受けました。

授乳によって、あまりバストが張りを失わなかったのは、以下の3つの要素が考えられます。
1)授乳時に、乳房があまり大きくならなかった。
2)乳腺を支えているクーパー靭帯の弾力性が強く、復元力が強かった。
3)皮膚の弾力性がしっかりと保たれていて、皮膚の戻りが良かった。

1)については、今更と言ったところでしょう。靭帯も皮膚も、伸展度が低かったわけですから、復元力を失いようもなく、ほぼ、元の状態に戻っていったと考えられます。乳腺は、乳児の吸啜によって刺激を受けることで、その機能とサイズが、さらに大きくなります。乳腺そのものの反応もありますが、脳下垂体にフィードバックがかかり、ホルモンの分泌を促すことによるものもあります。したがって、母乳による育児を否定するわけではありませんが、早めの断乳と、人工栄養への切り替えは、バストの形という面では、推奨されるものと言えます。

2)と3)については、1)の要素が大きく影響してはいるのですが、できるだけクーパー靭帯と皮膚の弾力性を保ち、復元力を保持できるようにするためには、妊娠の月数が進み、授乳期に差し掛かっても、きちんとブラジャーで、大きくなった乳房を支えておくことでしょう。そうすることで、重力が皮膚や靭帯に直接かかることを防ぎ、それらの弾力性を上回る伸展を、軽減することができるからです。特に、靭帯については、乳房を支えるものである関係上、これをアシストしてやっておくことは、大切です。捻挫や打撲などで、靭帯を伸ばしてしまった時に、添木やギプスで固定するのと、同じ原理です。また、健康的な食生活を心掛けることも大切です。ビタミンとタンパク質は、皮膚や靭帯の修復には、重要な役割を担っています。